編集部のShinです。
私はどちらかというと「花より団子」で、食文化に興味を惹かれます。
以前このような食レポを記事にしました
けど、団子ばかりではなく「花」の方もご紹介しなければ片手落ちですね。
三幸園でのランチ後、ふくれた腹をさすりながらすずらん通りの郵便局を過ぎて古本屋に目をやると崩れ落ちそうな古本の山。
どうやら書の本がたくさんある。
最近、また「書道」が人気があるという。
このお店にも、いろんな古い書の本がある。
顔真卿(がんしんけい)に関する本もあった。
顔真卿は唐の時代、雨漏りのシミを指でなぞって「楷書」の筆法を編み出したといわれている。
なみだで描いたネズミが動き出したという雪舟の話はここからきているのかもしれない。
顔真卿といえば『祭姪稿(さいてつこう)』だ!
というのは店主の言。
正義感の強い官吏だった顔真卿が義兵を起こして賊軍と戦ったとき、若い姪が捕らえられ惨殺されてしまう。
哀れな姪の霊を祭ったときの草稿が有名なのだそうだ。
悲しみと怒りの感情あふれた書きぶりが観る人の感情を揺さぶる。
感情に溢れる「行書の古典」を参考にしたい。
ステイホームで「書」を真剣に学びたい。
そんな方には書道技法講座「行書編」がおすすめ。
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