コロナの収束がおぼつかない時期に「お水取り」の話をするのも気が引けるが、『生きる望みと願いを叶える方位のちから』は、気学の効果を知らしめる1冊である。
世界にはいろいろな占いがあるが、そのほとんどが運命論で、当たる当たらないが問われるものである。
しかし「気学」には吉なる方位に出かけて行くことで、運勢が良い方に変わるという開運の手法がある。
著者の冨安氏はご自身が悪性リンパ腫(ステージ3)の診断を下され、絶望の淵に追い込まれた。
しかし、以前より学び始めていた「気学」の方位取りに一縷の望みをかけたという。
さまざまに吉なる方位に出かける(方位を取る)ことによって、入院を免れ、経過観察から病状安定までこぎつけた。
その経緯と、方位の取り方がわかりやすく書かれている。
このコロナ禍で、悩み苦しんで、どうしても手がないと諦める前に、気学の方位取りを実践してみるのも悪くないかもしれない。
生きる望みと願いをかなえる方位のちから (九星氣学風水で奇跡を起こす)
富安里佳 (著)
出版社 : 知道出版
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