暖房ぽかぽか。日向でうとうと。
眠気に襲われる午後ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日書店でこんなものを見かけました。
「本屋さんブックチャーム」(バンダイ)のガシャポンです。
↓↓
https://www.bandai.co.jp/catalog/item.php?jan_cd=4570118106575000
思わずガチャガチャしてしまいました。
「ジュンク堂書店」さんが出ました。リュックにつけました。
ちょうど今読んでいる本にはジュンク堂書店さんのブックカバーがついていたので、お揃いになりました。
自分はブックカバーを掛ける派です。書店で掛けてもらわなかった時も、お菓子の包装用紙などで自分でカバーを作って掛けます。
自分の祖母も、包み紙やチラシなどいろいろなものでブックカバーを作っていました。
そういう家で育ったからか、自分はブックカバーそれ自体が好きかもしれません。掛かっていると、本を手に取った時落ち着きます。
ブックカバーをした本のガチャポンが発売されるくらいですから、ブックカバーへの愛着を持った方は自分以外にも多くいるのでしょう。
そしてこのチャームを見ていると、ブックカバーが本屋さんのアイデンティティとなっているのだろうとも感じます。
それぞれの書店さんが個性的なデザインや色合いで、すぐに「この本屋さんのブックカバーだ」とわかります。
ブックカバーを掛けて電車で本を読んでもらえればそれがそのまま書店さんの広告になります。
「たかがブックカバー、されどブックカバー」です。
読者が思うよりも、本屋さんにとっては大事なアイテムかもしれません。
また、大阪市鶴見区の「正和堂書店」さんは、オリジナルデザインのブックカバーをヒットさせています。
(参考:「せっけんの赤箱・青箱ブックカバーが大ヒット 仕掛人の小西康裕さん、悠哉さん兄弟」(北村博子)産経新聞(2023/12/7 12:00)
↓↓
https://www.sankei.com/article/20231207-ZX5JOPOKPNPDLHRBKXI3AR2FCA/)
ブックカバーは地域の本屋さんの切り札にもなっているのですね。
正和堂書店さんのオンラインストア
↓↓
https://seiwado.base.shop/
ブックカバーは本にとって周縁のものですが、しかし本屋さんが存在し続ける一助にブックカバーがなっているのであれば、ブックカバーが回りまわって本というメディアを支えているとも言えるでしょう。
ブックカバーというアイテムは、本界隈で意外と大きな存在なのかもしれません。
本を覆いながら、本の未来を切り開いている。
そんな捉え方もありかも。
今日は「本屋さんブックチャーム」(バンダイ)に導かれながら、ブックカバーについて話してみました。
お読みくださりありがとうございました。
コト―
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